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ぶらり上海の旅(2006年3月)

 シンガポールに続き、ちゃぱなん一家が訪れたのは、「魔都」上海。爆発的な発展を遂げているといわれるこの街をいっぺん自分の目で見てやろうと思い、家族で行ってまいりました。

上海火車站
今回の旅の拠点となったのは、上海駅のド真ん前になぜか2軒に分かれてシンメトリックに建っている不思議なホテル、ホリデイイン・ダウンタウン上海。

プラザ・ウィング(右)と長城ウィング(左)に分かれていてちゃぱなんが泊まったのは後者。その間がスパーンと抜けてて、上海駅の正面玄関に続きます。
こちら、上海駅正面玄関前。

巨大な荷物を抱えたほほの赤い、明らかに地方出身者と思われる人たちがたくさんたむろしているのが印象的でした。

なんか、目つきの悪い、いかにも悪人的な兄さんがそこかしこにいて、怪しげな動きをみせていたのが不気味でしたね。
上海の町並み
確かに、モーレツな勢いで高層ビルが建設されてンですよね。特徴的なのは、レンガ色の古い低層建物と超近代的なデザインの建物が入り混じってるんですよね。とにかく巨大な街であります。
なんか、古い中国の都市に、シンガポールのビル群がワープしてきたような感じ。
いろんなデザインのビルが建設されています。
そういえば、今では中国でF1やってんですよね。F1関連の広告看板とか多かったなー。
さて、ここは、上海最大の繁華街、南京東路。人民公園から外灘(バンド)に抜ける通りで、奥に上海のシンボル東方明珠塔が見えます。

デパートや飲食店がたくさん並んでて、とにかく楽しそうな通り。ぶらぶら歩くだけでも飽きません。
こんな巨大看板を見つけました。

なんだか大阪っぽいセンスの通りであります。
こちらは、大型デパート「新世界」。新宿タイムズスクエアぐらいの売り場面積じゃないかなとおもうくらいの大きなデパート。これが買い物客でぎっしり。ものすごく混んでるんですよ。とくに婦人服売り場は身動きもとれない。

子連れで買い物はちょっと難しいかも。
上海のデパートってのは、やたら金券とか引換券とかを呉れるんですよね。説明が読めないのでシステムを理解するのに苦労するのですが、たとえば2万円くらいの服を買ったら、1万円分くらいの金券を呉れるんですよ。当日中ならその金額分の品物と交換可能なのです。

しかし、この1万円分の金券を使うのがまた大変。人ごみの中を、交換対象の商品の中からよいものを選んで引き換えるのがとにかくめんどくさくて。

すると、どこからともなく、黒革ジャンとサングラスのあからさまに怪しい男が近づいてきて、1枚150元の金券を100元で買い取ってやるよ、というのです。あまりにも怪しげだったので断ったのですが、よくみると、各階のレジ周辺には同じように革ジャンを着たダフ屋然の兄さんが何人もうろうろしているのです。こんなの、店がよく許すなーと思うとともに、怪しいやつがベタに怪しい格好をしているのがやけにほほえましいな、と思いました。
さて、この新世界城の下には特設ステージがあって、バンドのジャズ演奏にあわせて、紳士淑女たちが社交ダンスを踊っていました。

いやー、粋だね。いかしてます。
その新世界の向かいにある上海で最も歴史のあるデパート、上海市第一百貨商店。こちらは、なんか建物もディスプレイも古めかしくて、電化製品等を除いては外国ブランドの商品はあまりありませんでした。国産の高級ブランドの店がほとんど。逆に中国産の面白いものを見つけるのにはよいところですね。
ところで、上海に限らず、中国のタクシーってやつは、運転席がアクリル板で囲われているんですよね。道の説明とか、お金の受け渡しとかけっこうやりにくくて困っちゃうんですよね。まあ、物騒な世の中だし、しょうがないか。

上海では、タクシーは大抵メーターどおりで乗れるので、安心。料金もそう高くない。問題は言葉。漢字で書いた行き先カードみたいなものはあらかじめ作っといたほうがいいですね。
船から外灘(バンド)の夜景を観る。
さて、先日シンガポールでボクが得た教訓は、街の概観を見るためには河に出よ、ということ。現代上海のイメージを作り出している旧租界、外灘(バンド)の全体像をみるのはやはり河からがよいと思い、黄浦江クルージングのツアーに参加しました。二つの龍頭が豪華な双胴船に乗りました。
この船から夜景を観ていると、なんだか、特撮未来モノか名作「ブレードランナー」を観ている気分になってきます。

魔都の雰囲気十分です。
上海といえばやはり、この夜景。
その中心はやはりシンボルである東方明珠塔。ライトアップされたその姿は、美しく幻想的な雰囲気です。
こちらは日本の総督府があったところだとか。
こちら、右手に見えるのが、ジャズ演奏で有名な和平飯店。
真ん中の時計塔つきの建物は上海税関ですね。
雨に祟られたツアーでしたが、小雨と霧が夜景をより幻想的にした感じがありました。

このツアー、皆さんもいかが?
上海動物園
子連れの旅ですから、動物園訪問は外せません。上海動物園といえば、パンダで有名ですが、残念ながら、今は不在なんだそうで見られませんでした。
もともとゴルフ場だったところだそうで、園内はかなり広いのですが、10元払えばカートで1周できます。
この動物園のもう一つの特徴は、トラが多いことかな。種類別に分けてあるようなんですけど、トラのコーナーが園内に3つもあったんですよ。
こちらはライオン。雄ライオンのだらだらした雰囲気はどこの動物園も一緒。
こちらはシカさん。お客が来るとぐいぐいと迫ってくるんです。きっとえさをやる客が多いんでしょうね。
金魚館なんてのもあります。大小いろんな種類の無数の金魚がいて壮観です。
さて、こちらは「児童動物園」。豚ややぎと触れ合えます。えさを購入するとともにわらわらと動物達が集まってきます。
特に子豚がかわいい。よく食うし。
また児童動物園の中には、小さな釣堀があります。
縁日の金魚すくいみたいな感じで、棒切れのような竿で釣ります。
こちら、釣堀を仕切るおっさん。ズルをする子がいると、メガホンで一喝します。
こんなんでホントに釣れるんかいな、と思っていたら、結構釣れてました。面白そう。
さて、こちらは「ペットワールド」。

いろんな犬種のペット犬が見られます。
セントバーナードとか、
ダックスフント、
ブラッドハウンド、
ワイヤー・ヘアード・フォックステリア、
ブルドッグ、
ブルテリア、
そしてフレンチブルドッグ。

他にもいろんな犬が居ましたが、ちゃぱなんが最も驚いたのが・・・・・、
・・・バセット・ハウンドのコーナー。ちゃぱなんの愛犬もこの犬種なんですが、そもそもアジアでは知っている人も少ないのですが、
他の犬種が大体1〜2匹ずつなのに対して、バセットは4匹もいました。
2匹づつ、それぞれ個別の檻が与えてあるのです。

・・・見てると、なんだか、死んだ愛犬ちゃぱてぃを思い出して、ちょっと泣きそうになっちゃいました。
しかし、中国で犬といったらやはりチャウチャウかこのシャーペイですね。くしゃくしゃの、ほんとに面白い顔です。ちなみに中国語では「沙皮」と書くそうです。
春の陽気のせいか、なんだかだらだら昼寝している動物が多かったこの動物園。

その寝顔を集めてみました。最初は雄ライオン。
こちらはジャガー。まるで野性味はありません。
こちらはさらに野性味のないトラ。

もうぐるんぐるんと寝返りをうっていました。
最後は、岩山の上でよだれを垂らして寝るクマ。

のどかでいいですね。
豫園
こちらは、上海最大の観光スポットの一つ、豫園であります。明の時代の私庭園だそうで、たくさんの外国人が観光に訪れています。
入園券を買って入ると、入り口には江沢民の銘入り石碑が。
紅梅が美しいです。
庭園自体はそれほど広くもないんですが、随所に特徴的な様式美が見られます。
たとえば庭園内の石張り。なかなか凝ったつくりになってます。
最も目を引くのは、壁の上にあつらえられた上り竜ですね。
しかし、豫園が観光客をひきつけている理由は、庭園そのものというよりは、その周辺に集まった無数の商店街。まさに門前町。

そこいらじゅうにお土産屋さんがならんでいます。
そう、こんな感じ。
外資系のお店もたくさん入ってます。たとえばスタバ。
たとえばハーゲンダッツ。
こちらは中国メーカーかな?キャラが気に入っちゃいました。
怪しい日本語看板の店。このAji Ichibanブランドのお菓子とかは、時々ダッカでも見ることあるんですけど、中国の会社なのかな?

「優の良品」というのはまったくわからん・・・。
こちら御茶屋さん。こういうベタな看板は好きだなー。
この門前町全体が、味わい深い昔の建物の中に入っていて、見た目もかなり興味深いのです。
こちらは庭園の脇にある道教寺院。
ご本尊も大変立派。
道教文化についてもっと知りたい方はhttp://www.shchm.orgへ、と書いてあるのかな。
豫園の外側もなかなか雰囲気のある町並みで、なんか浅草あたりを歩いている感じ。
定番の面白看板。マツサヘジすゐ。
こちらはお土産屋さんで見つけた毛沢東ウオッチ。ねじ式で、毛おじさんが手を振ってくれるのですが、いくらねじを巻いても3時間くらいで止まってしまうのがお土産クオリティー。
上海雑技団公演
さて、上海くんだりまできてこれを見なければ何しに来たかわからんといわれる上海雑技団公演。

しっかり見てきました。やっぱ凄いね。ハンパじゃない。
この人たちはホントに人間なのかな、とおもうような軟体動物的動きで魅せるおねえさん。
おにいさんたちも元気元気。すごく楽しい技をたくさん見せてくれます。
舞台演出も、昔日本のテレビで見たのよりずっと幻想的に仕上がってて、感心しました。
イス芸もごらんの通り。
凄いなーと思うのは、彼らもきわどい技をやるときには失敗するんですよ。でもその次にはさらなる集中力でばっちりキメるわけ。

このプロ根性は見習わなきゃなーと思います。
ジャグラーたちは、コントも必須のようで、香港映画チックな面白アクションを魅せてくれます。

ここでは、日本人の学生さんが舞台でイジられてました。
いやー、堪能堪能。みなさんごくろうさんでした。

子供達も大満足で、2歳も息子も最後まで瞬きもせずに見てました。

とにかく、上海に行ったら、雑技は必見。

まとめ
 たしかに凄い街ですよ、上海は。成長著しい。でも、近代的なビル群ばかりに目が行くなかで、実際現地に行って思ったのは、やはり上海は古い町。上海気質というか、中国人気質というか、近代的なマスクでは覆い隠せない「人間くささ」が色濃く残ってるんですよね。そこがシンガポールと違うところ。北京は首都だけに、わりと普通の国際都市っぽくなった印象があるんですが、上海は、もう中国そのもの。どこにいっても英語通じないし。おばちゃんたちは異常におせっかいだし。いろんな意味で印象的な街でした。

 さて、ちゃぱなん的上海必須ポイントは以下の通り。

 ●上海雑技団
 ●豫園
 ●リニアモーターカー(空港→地下鉄2号線龍陽路駅:ちゃぱなんは乗れなかった・・・)
 ●上海蟹
 ●上海動物園(特に犬好きにはお勧め)
 ●黄浦江クルージング(夜がお勧め)
 ●南京東路(+新世界城)

 みなさんも行ってみてはいかが?