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チッタゴン・ランガマティ訪問(2005年5月)

 3連休をつかって、前回行けなかったランガマティを訪問してきました。チッタゴン丘陵地帯は治安や軍の監視などの問題で、事前にちゃんと準備していかないと途中で立ち往生したり、危険な目にあったりしかねませんので、今回は、日本人観光客の友、ベンガルツアーズにアレンジを依頼し、チッタゴンへのフライトや現地での車、入域手続きからガイドまでお任せしました。

 しかし、それでも子連れの旅行はしんどい・・・。

チッタゴンに着いて、まずイスラム教の聖人ボスタミ師の廟を訪問しました。正直聖人廟には関心はなく、もっぱら関心は・・・
そう、廟の正面にある池の巨大カメたちです。
このカメたちは縁起物とされていて、このカメのすむ池の水でうがいをすると病気をしないのだそうだが、まあ、やめときましょうね。
さあ、チッタゴンから車で2時間強で、ランガマティに着きました。バングラデシュで最も風光明媚といわれる土地です。
最初に訪問したのは仏教寺ラズボン・ビハールです。
ここには、当地仏教界の頂点に立つ大僧正さまがいらっしゃいました。さすがにえらいお方。ご挨拶したら、「さがれ」とおっしゃって、面会は2秒で終わりました。ありがたや。
どういうわけか、仏教寺には犬がたくさんいます。お昼寝時間のようです。
さて、この仏教寺から、この寺を寄進したチャクマ族の王の家までの渡し舟があります。早速乗ってみました。
チャクマ王の家は、それなりの威厳が感じられる建物なのですが、王がダッカ在住で不在のため、なんだか拍子抜けの感じでした。
さて、ボクの一番のお目当てはやっぱり市場。さっそく市内の市場に行ってみました。
サトイモ(?)の根っこ。
・・・これなんだっけ?
これはかぼちゃの葉と茎。たくさん売られてました。
これ、なんだっけ?
こちらはハーブ。
これはわらびっぽいやつ。
モチャ(バナナの花)。ベンガル料理特有の食材です。
ジャックフルーツは山のように積まれていました。どこに行っても山盛りのジャックフルーツ。これだけありゃ飢え死にする人はいまいな、と思ったりします。
こちらはお魚屋さん。売ってる魚はダッカとそう変わらないようです。
これはヒルサ(イリシュ)。
こっちはルイ(鯉みたいの)。
町の食堂。お兄ちゃんが見事な手さばきでパロタを作ってます。
ポルジョトン観光公社のモーテル敷地内にあるつり橋。ランガマティ観光のシンボルとなっています。
さて、これから、ポルジョトンの船でクルーズです。
最初の上陸地は「マスタル・パラ」。校長先生(Master)の村だからこう呼ばれるそうです。
校長先生のお宅の台所にお邪魔しました。
村の斜面を奥様方が耕しています。平地がほとんどないので、斜面に畑を作るのだそうです。
夏ですから日中はとても暑い・・・。犬は寝ています。
こちらは、民族伝統の織物を織っている奥様。テレビ等でも紹介されている腕自慢の美人奥様です。
渇水期でむき出しになった岩肌。こうしてみると、アラカン山脈に接するこの地域でプレートの隆起があったことがよくわかります。
ここはランガマティの華厳の滝といわれるシュヴォロン。
残念ながら、渇水期で滝の水は流れていませんでした。
これはカプタイ湖の住民の足、モーターボートです。
ここはカプタイ湖の島にある観光レストラン「ペダ・ティン・ティン」。チャクマ族の言葉で「おなかいっぱい」という意味だとか。

 ちょっと軽い響きのネーミングですが、お味は侮れません。
これは小魚の佃煮のようなもの。香ばしくってうまいです。日本のいりこを食べてる感じ。
冬瓜やジャガイモなどの野菜炒め。
ダールはやっぱこういうのがいいよね。ご飯にすーっとなじんで、にんにくの香ばしい味が心地よいの。
これは丘陵地帯独特の竹筒による鳥料理。うまし。
焼き魚やサラダをのせて、ランチ完成!

すっごいうまかった!!
こちらはトリプラ族の村。外国人の来襲で子供たちが飛び出してきます。
ここは酒造りで有名な村。無論バングラデシュでは酒造りは違法ですが、少数民族の伝統であるこの焼酎作りには警察は目をつぶっているようです。

銀色のなべに発酵した米が入っていて、かまどで蒸留してお酒を作ってます。焼酎って、こういう風につくるんですねえ。
米だけでできるわけではなくて、なんか薬品を加えるのだそうです。
そして、なぜかセブンアップの瓶に入れられて売られます。コカコーラじゃバレちゃいますもんね。色が違うから。
これは、蒸留した後の酒粕。豚さんたちのえさになるそうです。酔っ払わないのかな?
ポルジョトンのオーディトリアムで、民族舞踊を鑑賞しました。皿を両手にもって踊ったり、つぼの上に立って火炎瓶を頭に載せて踊ったり、ちょっと曲芸の要素が入っているのがミソ。
さて、翌日の朝は、週に一度のハット(市)が開かれていました。周辺のいろんな村から産品がきていました。
朝から市はにぎわっています。
八百屋さんの大根。
これはエビや小魚をペーストにして発酵させた味噌みたいなペースト。お試しにこぶし大のかたまりを分けてもらったんだけど、一ミリくらい口に含んだだけで、どえらい味。

カレーを作るときに少しだけ加えて、魚の風味をつけるんですって。ボクみたいにそのまま食ったりしないようにね。
これはたけのこ。沢山買って帰りました。
八百屋のおばちゃん。ちょっとテレやさんです。
これはグリンピース大の木の実なのですが、ニガウリのような味がするんですって。
わらびですかね。
揚げ菓子ジリピを揚げるおじさん。
金物屋さん
雑貨屋さん。ダイソーみたいですね。
ルンギー(男性用腰巻)屋さん。
傘修理屋さん。
アクセサリー屋さん。
これは竹筒に入れて作ったヨーグルト。
果物屋さん。
さて、再びチッタゴンにもどって昼食。新しくできたレストラン、ピットストップに入ってみました。

ここは純ベンガル料理店。最近こういうの沢山できてるなあ。ボクの心の叫びが届いたのだろうか?
バングラデシュ名物「ボッタ」各種。和え物ですね。
このお店、ベンガル名物をたくさん盛り込んでいます。たとえばヤギの脳みそのダール。頭がよくなるとかで、タゴールが好んで食したそうです。なんともいえん食感ですけどね。
今回の旅の最大の目玉は、出発までの時間つぶしに行ってみたフォイズ・レイク。ボート遊びをする小さな湖と動物園があるだけのさみしい観光地だったのですが、ちょっと見ない間に一大テーマパークになってしまっていました。かつての姿を知っているボクにとってはすごい衝撃でした。
まったくの遊園地。これがまたけっこう本格的。
ウォータースライダーもあります。
アメリカ直輸入のアトラクション、「バンジー・ラン」。ようするに、ロープでひっぱられながら、どこまで走れるか、というゲーム。ボクの若い同僚がチャレンジしました。

いい顔です。
結構大変なようですよ。ちなみに、手前に雑巾みたいなのがかかっているところが、これまでの最高記録なんだとか。
こちらは現在改修中の動物園。ちょっとシュールな動物園で、昔からひそかな人気スポットだったのです。

 たとえば、死んで打ち上げられていた河イルカをおりにいれて見せてたり・・・。
看板スターのベンガルトラ。至近距離で見られますが、食べられちゃうのでおりに手を伸ばさないように。めちゃめちゃ眠そうでした。
なぜか狼とかと並んでいるテリア。おそらくテリアをおりに入れている動物園は、世界ひろしといえどもここだけでしょう。

【まとめ】 いやいや、子連れ旅行は大変だったけど、チッタゴンとランガマティ、思ったより楽しめました。いい写真もたくさん撮れたし。ただ、丘陵地帯は未だ政府と少数民族の衝突など、不安定要素があるところです。観光されるときには、旅行代理店や大使館を通じて現地の治安状況を確認してからにしましょうね