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| Chapanan.com > ちゃぱなん写真館 >パハルプール・モハスタン訪問(2005年10月) | |
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仕事で、世界遺産で有名なパハルプールと、その近くにあるモハスタンの遺跡を訪問してきました。バングラデシュに6年住んでて、まだ行ったことがなかったんです。バングラデシュ観光開発の肝となるべき世界遺産パハルプール遺跡群ですが、はたしてバングラデシュの明るい未来になりうるのでしょうか? |
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パハルプールへは、バングラデシュ北西部の都市ボグラを拠点として観光するのが一般的です。 ダッカからボグラの間の長距離道は、日本のODAによって作られたバングラデシュ最大の多目的橋ジャムナ橋とその両端に続くアクセス道があり、この道路だけは雨期を経ても舗装が崩れたりしないので、日本の公道並みにスムーズに走れます。 お陰で、橋がなかった頃は日帰りが困難だったボグラも、片道3時間半ほどで着くようになりました。 |
| このジャムナ橋、自動車の通行のみならず、電気やガス、鉄道まで通っています。まさにバングラデシュの東西をつなぐ動脈。 | ![]() |
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通行料は若干お高くなっております。一般乗用車で400タカ(800円弱)。首都高並みです。まあ、これだけの橋を維持管理するのですから、そこは仕方ありません。 |
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| さて、ちょっとうとうとしているうちにもうボグラに着きました。ボグラの印象はやはり森と水。森はともかく北部の内陸でなぜ水か、と思われましょうが、そこは後述。 | ![]() |
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ダッカ・ボグラ間の街道には最近いくつかのドライブイン的お店が出来ています。ここもその一つで、ホテル、レストラン、おみやげ屋が一体となったものですが、冬の観光シーズンまでは閑古鳥が鳴いているようで、レストラン以外はシャッターが閉まっていました。 |
| ここは政府観光公社「ポルジョトン」のホテル。全国に宿泊施設をもっており、どれも一定の設備を備えています。最近近所に民間のホテルが幾つか出来たためか、ド派手な7色のパステルカラーに塗り替えられていたのですが、中身はポルジョトン・クオリティ・・・(笑)。ただ、客室の家具はこぎれいで、努力のあとは見られます。 | ![]() |
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さて、その近所のホテルの一つ、「ホテル・ナーズ・ガーデン」。ちょっとボグラとは思えない豪勢なつくりのホテル。3ヶ月前にオープンしたばかり。インターネット完備で、ガーデンレストランやジム、プール等の施設も近日オープンだとか。国内最大のホテル・リゾートですって。レストランで昼食をとったのですが、とっても綺麗な店内。ただ、カレーにたくさん青唐辛子(しかも切ったやつ)が入っていて、うまいんですけど、素人さんにはちょっと食べられないくらい辛い。日本人には唐辛子抜きでお出しなさい、と説教しておきました。 |
| さて、ボグラで最大の衝撃はこのバナナ。たまたま週に一度のバナナ市にでくわしたようで、沿道におびただしい数のバナナが・・・。 | ![]() |
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村で取れたバナナを持ち寄って売っている人々です。次々とバナナを満載したリキシャが到着します。 |
| しかし、これがハンパじゃないのです。どこまで行ってもバナナバナナ。延々2キロ以上にわたって道の両側にバナナが積まれているのです。 | ![]() |
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もう、あきれてしまいました。これが週イチで行われてるんですよ。これだけあれば当然ボグラではバナナが激安で、多くが家畜のえさになるんだとか。 バナナ好きな方はボグラに行こう。 |
| ボグラでもう一つ気になったのはこの乗り合いリキシャ。サバールを走っている乗り合いリキシャとは座席の向きがちがいます。しかもこっちは6人のり!!リキシャワラは気の毒です。 | ![]() |
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ボグラでもう一つ有名なのが「ドイ」(ヨーグルト)。運転手のススメで、このお店でヨーグルトを購入。なお、ボグラ市内には、ヨーグルトの専門店がいくつもあるので、そちらで買ったほうがよいかも。 しかし、看板で微笑む「インドの織田裕二」ことシャルーク・カーン、掘っ立て小屋のような茶屋に似つかわしくないさわやかさです。 |
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| さて、所は変わってボグラのお隣ノウガ県ノウガ市。かねてから新聞やTVで深刻な洪水被害が伝えられていましたが、状況はごらんのとおり。良く見て下さい、冠水してないところは乾いてるでしょ。雨で冠水したんじゃないんです。そこが深刻なところ。 | ![]() |
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ここから先はちょっと車ではすすめません。この先でのイベントに参加する予定だったのですが、船でなければいけないというので断念。 |
| 水につかって材木を運んでいた親子にインタビュー。 この水は、上流インドからの増水によるものだそうです。そう。インド側には、渇水期に水を貯め、増水期に水を排出する堰があるので、堰が開くと下流のバングラデシュ側に水が流れ出すわけです。上流でいらない水は下流でも要らないわけで、河が増水すれば地下水脈でつながるため池や湖も増水し、洪水になるというわけ。 ボグラとかノウガの町を見ていると、そういう増水が織りこみ済みで人々が生活しているような気がします。内陸なのに水と共生してる人達なのです。 |
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ノウガでのもう一つの発見はリキシャ。座席背部の絵が下のボードとつながって、縦長の大きな絵が描かれているんです。これ、結構気に入りました。大量生産ぽくなくて、わりと名作が多いんですよ。 |
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| さて、ようやく本題のパハルプール遺跡。ボグラから1時間ちょっとでつくよ、と聞いていたのですが、ところがどっこい、道が悪いのなんのって、結局2時間くらいかかったかなあ。 乾季になると観光客が増えるというので、いま参道の拡張工事をしているのですが、本当に今年中に終わるのかしらん。 |
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ボグラ・ジョイプールハット(パハルプールの最寄り駅)間の道は比較的よいのですが、途中で架橋工事をやっていて、これが全然進んでない感じ。 |
| 脇に代替道がつくってあるのですが、これが土のみちだからぬかるみになっている上に、増水した池の水が道よりも高くなっていて、土盛りでなんとかもっている状態。あやうく横転しそうになりました。雨が降ったらたぶん通行できませんね、ここは。 | ![]() |
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苦労の末やっとたどり着いた世界遺産。それなりの存在感は感じます。 |
| こちら説明書き。 | ![]() |
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こちら世界遺産の表示。 |
| かつてパーラ王朝下で仏教文化華やかなりしころ、ここでたくさんのお坊さんが仏陀の教えを学んだのです。仏教文化の要衝であったことを示す重要な文化財であります。 | ![]() |
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壁面には、後にこの僧院を占拠したヒンドゥ教徒たちによると思われるテラコッタのレリーフが飾られていたのです。 しかしなあ・・・、複製の真新しいテラコッタを貼られると興ざめだなーと思うのは私だけですか? |
| こちらがオリジナル。さすがに風化が激しいです。 | ![]() |
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こちら、比較的状態のよいオリジナルたち。けっこう興味深いデザインのものがあります。 |
| この角度で見上げるのもなかなかイカしています。苔むした感じがgood! | ![]() |
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案内の方によれば、この位置が撮影のベストポジションなんだそうです。 |
| 世界遺産だけあり、保存状態は他の遺跡と比べてマシな状態だといえますが、ヤギの放牧場になっているのはどうもいただけませんね。 なによりも残念なのは、併設された博物館にも、仏教文化の面影を残す出土品はほとんどなくて、彫像やテラコッタにしても、すべて後世にヒンドゥ教徒が挿げ替えていったものばかりなんですよね。まあ、歴史の中で失われたものだから仕方ないにせよ、これじゃあ、佛跡めぐりに来る観光客も関心もてないですよ。仏像マニアのボクにとっては、博物館中央に置かれた朽ちた仏像だけが救いでした。 せめて、かつての仏教文化に関する研究成果などがわかる展示をすべし。 |
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最後に訪れたのは、モハスタン遺跡。ボグラから車で30分ほどで行けます。 |
| こちら説明書き。 | ![]() |
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なんか、ここはえらく観光地っぽく手が入っていて、植え込みとか凝りまくっています。 |
| なんだか遺跡のレンガと植え込みがミスマッチ。でも、努力のあとが見られます。 | ![]() |
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とんちんかんなガーデニングから垣間見る古壁には趣が感じられます。 |
| 古い遺構に当時の仏教文化の隆盛を感じます。 | ![]() |
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しかし・・・・、壁のなかは一面放牧地帯。畑まであります。どうもなあ・・・。 |
| 隣接したミュージアム。この種の地方博物館としてはそこそこ金のかかったつくりになっています。 | ![]() |
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これは、ヴァシュ・ビハールで出土されたテラコッタ。日バングラデシュ外交関係樹立30周年の日本側記念切手のモチーフとなっています。なかなか好きなデザインなのですが、どうでしょう・・・。 |
| その博物館の向かいにあるゴヴィンダ寺院跡。 | ![]() |
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ボクにとっては、寺院跡より、そこから見る冠水地帯の方が感慨深いものがありました。これが北ベンガルを象徴する風景なのかなーと思います。遺跡と水と森。 |
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| 旅としては面白かったのですが、観光地としてのパハルプール、モハスタンには多くの課題があると思います。そのへんはメルマガの方で・・・。でもボグラ近郊はダッカからのアクセスもよくて、気軽に行けますよ。一度如何です? | |
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