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チッタゴン&カグラチャリ訪問(2005年3月)

 出張でチッタゴンと丘陵地帯カグラチャリに行ってきました。

 チッタゴンのおすすめは、とにかくシーフード。エビと魚は最高です。カグラチャリは、やっぱり自然の美しさと少数民族の文化でしょう。

ランガマティやカグラチャリ、バンドルボンの丘陵地帯を含むチッタゴン地方は、バングラデシュの南東沿岸部の「り」型の地域です。
さすがチッタゴンは港町。大きな船がたくさん停泊しています。
こちらは北朝鮮の貿易船。バングラデシュは、韓国と北朝鮮の両方と国交のある珍しい国の一つです。
チッタゴンで逗留したのは、このアグラバードホテル。古いホテルで、部屋も凄くきれいというわけではないですが、なんと日本のアニメチャンネル「アニマックス(海外向けの英語版ですけどね)」が見られます。
アグラバードホテルのもう一つの特徴は、メシがうまい!

これは国魚ヒルサのソテー。油の乗ったいわしみたいでうまいです。
そして、なんといってもエビカレー。エビがプリプリで凄くうまい。しかも十数匹入ってる!!ダッカのカレー屋だと、一皿に4〜5匹しか入ってない。さっすが港町。
チッタゴンから丘陵地帯に向かう道です。テンプー(ジープを改造した乗り合い車両)にとにかく人や物を詰め込むんですよ、ここの人は。

見てください。もう車なのかトロッコなのかも分からないぐらい人が乗ってます。
3時間強かかってついたカグラチャリの観光用ホテル。部屋はエアコンつきで快適です。

どうでもいいことですが、テレビ(RANGS製)はケーブルテレビが見られるだけでなく、なぜかテトリスが標準装備。寝る前など意外に楽しめます。
ホテル近くを流れる川。下流と違って水が澄んでいます。キレイなところです。
やっかいなのがこれ。何年か前まで内戦をやっていたところですから軍がいたるところでチェックポストを置いて、特に外国人の入域を管理するのです。べつに、パスポートナンバーを書いたりして通行許可をもらうだけなのですが、上官が食事に行って不在だとかで、1時間も足止めを食らいました。ケシカラン!!みなさんもこういうアクシデントには注意しましょうね。
さて、ここはカグラチャリの市場。

これはなんだと思います?
これは「ビンロウジ」の実。
皮を剥いて・・・
特殊な鋏で割って・・・
こういう状態にします。
キンマの葉でスパイスなどと一緒に包んで「パーン」のできあがり。食後の口直しなどに使う嗜好品です。

少数民族の人たちはこれが大好きなようで、一つの横丁すべてがこのパーンの店でした。15〜6軒あったかな。
これは乾燥したタバコの葉。これを刻んでパーンに入れたりもします。これは大人用。ボクは口にしませんが、けっこうきついそうです。
これは、水タバコみたいなやつだそうで。
こちらは乾燥魚「シュトゥキ」のお店。大小さまざまな乾燥魚が売られています。これも少数民族の人たちが好んで食べる食材です。

海や大きな川が遠いので、ここで売られている魚はほとんどチッタゴンから運ばれているものです。
これはデカイ。1.3mぐらいあるのかなあ。
こちらはチャンダマーチ(カレイみたいなの)。
小さめのやつもたくさんあります。
細いのとか、
鮎の塩焼きみたいのとか・・・
小エビもあります。
これはシュトゥキ屋のにいちゃん。
これがそのシュトゥキをミンチにして調理したシュトゥキル・ボッタ。酒のつまみによいいわしのつみれみたいなやつ。
こちらは少数民族独特の調理法である竹筒で蒸し焼きした鶏料理。
出来上がりはこんな感じ。脂っこくなくてよいです。
こちら、青果市場。朝8時過ぎですが、大変賑わってます。
八百屋のおばちゃん。威勢がよいです。
これは・・・、筍じゃないし、なんだろう?いくつかもって帰って、とりあえず調理法だけはわかったので、食べてみました。中のやわらかい筋だけを切ってお好み焼きのようにして食べるようなのですが、やわらかくておいしかったです。

名前とか、調理法とか知ってる方、是非教えてー。
売ってるおじいさん。計算は苦手なようでした。
さて、チッタゴンにもどって、空港に行く前に、英連邦が管理する戦没者墓地に墓参に行きました。ここにも、モエナモティと同じように、日本兵の墓があります。
これがその墓碑です。実にキレイに管理されています。
モエナモティと違って、19人(1名は氏名不明)がまとめて一つの墓碑で記されています。中には日本人かどうかも分からない名前もあります。悲しいですね。
これは、日本兵の墓碑から見た他の連合国兵の墓地です。連合国のかつての敵である日本兵の墓碑は、隅の方にひっそりと置かれています。

ベンガル人の墓守が毎日熱心に掃除しています。外国人がくると、どこからか記帳用の帳簿をもってきて、コメントを求めてきます。ここを訪れたら、一言書いてあげてください。
さあ、帰途につきます。カルナフリ河をはさんで空港の対岸に、バングラデシュの数少ない外貨獲得源であるカルナフリ肥料工場(通称KAFCO)の巨大なサイトがあります。
満潮を待つ貨物船群です。
そしてこの先はベンガル湾。デルタの河口ですから、土色の海です。
そして、日本の円借款でリニューアルしたチッタゴン国際空港です。かなり立派ですが、国内線ターミナル内は売店もありません。あまり早く空港入りしても退屈かも。
 バタバタの忙しい出張でしたが、いろいろ勉強になりました。みなさんも、バングラデシュにお越しの際は、チッタゴン、そして丘陵地帯を訪問してみてはいかがでしょうか?