ベンガル地方独特の食材に「モチャ」というのがあります。要するに、バナナの花。写真は、その「花」であります。というか、正直どこからどこまでが花なのかよくわかりません。
というのも、われわれが「花」と一般的に認識するものは、この紫色の花弁だかがくだかをめくった中にあるからです。
これがその「花」。黄色くてかわいい花がいくつか入っています。ベンガル人はこの部分を食べるのです。
花の料理というのは、日本を含めいろんな国にありますが、たいていかなりの苦味があるものです。バナナの花もそうで、ミキサーやグラインダーなどでペースト状にしたあと、かなりの辛味をつけて調理されます。
忘れもしない、14年前はじめてインドのシャンティニケタンに着いたとき、下宿の大家が食べさせてくれたのがこの「モチャ」のカレーで、すさまじく辛くて苦かったのを覚えています。
そんなわけで、しばらく口にしていなかったのですが、久しぶりに弁当のおかずとしてうちの料理人シャグール君に料理してもらいました。
青唐辛子を刻んで入れた容赦ない辛さ。しかし、今食べてみると、この花の味は唐辛子とよく合います。むしろこの辛さがないとおいしくない。口が慣れてくると、ようやくこのバナナの花と青唐辛子の味のハーモニーが理解できてきました。
大人の味ですね。ベンガルを愛する大人の方にお勧め。
さくまファームHP
Posted by chapananat 2006年02月18日 10:33| コメント (0)
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