街角で雄姿を見せるバングラデシュ空軍の戦闘機です。中国製瀋陽天津強撃6(いわゆるMIG19)でしょうか。バングラデシュの主要都市には、なぜか随所にこういう戦闘機が飾られています。無論ホンモノです。
貧乏な国なのに豪気なことだ、と思われるかもしれませんが、実は、昔サイクロンでチッタゴン空港が大きな被害を受け、空軍機の多くが使い物にならなくなり、こうして、さも独立戦争のモニュメントであるかのように飾られているのです。それも1機や2機じゃないのですよ。一体全部で何機やられたのか・・・。
中国から多くの軍用機を輸入しても、満足な気象レーダーがなくてサイクロンから虎の子の戦闘機を逃がすことができなかった当時のバングラデシュ。当時は、サイクロンとか洪水とかいうと、何万人もの死者が出たのです。今では、日本を始め各国の支援により気象観測設備の導入やサイクロンシェルターの建設などの災害対策が進み、災害による死者は劇的に減りました。もちろん、戦闘機が沈んだ、という話も聞かなくなりました。・・・そう、この戦闘機、国威高揚というより、災害対策への教訓なんですね、きっと。
てなわけで、正解は、国会議事堂近くビジョエ・ショロニ通り交差点でした。
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