【週刊ちゃぱなん】第13号:「ルー」・カーンを知っていますか?

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
      カレー大好き「ちゃぱなん」のメールマガジン
          ☆☆☆ 週刊ちゃぱなん ☆☆☆
  http://www.chapanan.com
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

  *****************************
        第13号:「ルー」・カーンを知っていますか?
  *****************************

     ------------------------
        ○「ルー」・カーンを知っていますか?○
         ○ベンガル語ひとことフレーズ○
           ○今日のおすすめリンク○
             ○今週のクイズ○
     ------------------------

■【ちゃぱなんエッセイ】「ルー」・カーンを知ってますか?■■■■■

 バングラデシュの国会議事堂を設計した建築家が「ルイス・カーン」と
いう名前であることは、このメルマガを読んでくださっているバングラデ
シュ通の方はよくご存知だと思いますが、この建築家がどんな人物であっ
たかはあまりご存じないのではないでしょうか。

 ユダヤ教徒のアメリカ人で、20世紀後半における最も重要な建築家と
言われています。石やレンガ、コンクリートといった素材と対話し、素材
の質感や重厚さを生かしたデザインを重んじ、光や風の通り道、奥行き、
そして何よりモニュメントとしての存在感を強調した彼の建築の最高傑作
とされるのが、バングラデシュの国会議事堂です。

 理想像に妥協をしないその姿勢から、彼の手がけた建築には、費用など
の現実的制約のために完成しなかったものが多数あるわけですが、大規模
なプロジェクトとして最後に唯一完成したのがこの国会議事堂でもありま
す。彼の地元フィラデルフィアの壮大な再開発計画も彼の手にゆだねられ
るはずでしたが実現していません。実現していれば、フィラデルフィアの
景観は今とはまったく違ったものとなっていたでしょう。

 とにかく、偉大な建築家であったわけですが、晩年は不遇でありました。
これだけの才能をもちながら、蓄財には一切関心を持たず、最後には破産
し、インドから帰国途中にニューヨークのペンステーションのトイレで心
臓麻痺で死んでいるのが発見されました。彼のパスポートは、住所欄が塗
りつぶされており、死後3日間身元不明の状態であったとのこと。悲惨で
あり、ミステリアスであります。

 どうです?興味がでてきませんか?

 実は、カーンには正妻のほかに2人の愛人があり、最後の愛人の息子が
11歳のときに死んだ自分の父カーンがどういう人物であったかを知るた
めに旅にでました。その様子を記録したドキュメンタリー映画があるので
す。「My Architect -a son's journey-」というHBO製作の映画で、アカデ
ミー賞ドキュメンタリー映画部門ノミネート作品であります。カーンの息
子ナサニエルは、父ルイス・カーンを「ルー」と呼んだ、カーンをよく知
る沢山の人々を訪れます。カーンの愛人であった自分の母ともう一人の愛
人、ついに会うことのなかったカーンの正妻(生前のインタビュー映像)、
そして、彼と交流のあった建築家たち、さまざまな人々が出てきます。

 そして、旅の終着駅は、カーンの最高傑作、バングラデシュの国会議事
堂です。あの国会議事堂がこれほど美しく描かれた映像は見たことがあり
ません。理想を追求した偉大な男の最後の夢の形です。

 ああっ、そして感動のエンディング・・・、と思ったら、なんと、DVDが
バグってて、最後の章が見られない!!!バカヤロー!金返せー!!

 ・・・失礼しました。ボクはDVD屋でDVDを取り替えてもらってきます。
さあ、キミもDVD屋に急げ!!カーンの夢を追体験しましょう。

 【関連リンク】
  ○MY ARCHITECT公式サイト
   http://www.myarchitectfilm.com

  ○あめりかんな生活BLOG
   http://godek.exblog.jp/2407708


■【Chapanan.com新着情報】■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

 ○今日もテレビにでるかな?
  http://www.chapanan.com/mt/archives/000297.php

 ○バングラデシュ観光スポット(3)スターモスク
  http://www.chapanan.com/mt/archives/000298.php

 ○食中毒 in バンコク・・・そして・・・
  http://www.chapanan.com/mt/archives/000295.php


■【ベンガル語ひとことフレーズ】■■■■■■■■■■■■■■■■■

 ベンガル人と話をするときに知っておくと便利な表現や語彙を紹介します。

  今日の表現は・・・
   「ノモシュカール」と「アッサラーム・アライクム」。

 ま、このメルマガを読んでらっしゃる方には釈迦に説法かもしれません。
いうまでもなく、「アッサラーム・アライクム」は対イスラム教徒の挨拶。
さて、では「ノモシュカール」は?

 ノモシュカールの「ノモ」は、仏教用語の「南無」にあたります。サン
スクリット語のお経の頭につくものですね。だから仏教の挨拶なのか、と
いえばそうでもなく、仏教が生まれる前から初期ヒンドゥ教の用語として
用いられていたのです。意味は、頭(こうべ)を垂れること、礼を示すこ
とです。

 ってなわけで、「ノモシュカール」は「おはようございます」から「お
やすみなさい」まで一日中使える挨拶として、イスラム教徒以外のベンガ
ル人に対して用います。


■【今日のおすすめリンク】■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

 ○日通ペリカントラベルネット・バングラデシュ支店ホテル予約
  http://bgd.pelican-travel.net/jp/

   Bangladesh Travel Homesさんがシンガポール日通トラベルと契約を
  結ばれたようです。

 ○笛屋歓喜店
  http://www.pure.ne.jp/~fueya/

  妻ともどもお世話になっているインド音楽情報サイトです。特に日本
 でのインド音楽イベント情報はここ必見。


■【今日のクイズ】■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

 今日のクイズは、ボウリング。

 モハカリにあるスポーツ娯楽施設「スポーツゾーン」のボウリング場、
1ゲームの料金はいくら(1タカ=2円弱)?

 (1)70タカ
 (2)100タカ
 (3)120タカ
 (4)150タカ
 (5)200タカ

 解答は後日chapanan.com上のバックナンバーページで発表します。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
ではまた来週。ごきげんよう!!


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
(メルマガ配信停止は、http://www.chapanan.comの解除フォームから、
またはchapanan@tiger.livedoor.comへの連絡で行うことができます。)

       発行人: ちゃぱなん
       メールアドレス:chapanan@tiger.livedoor.com
       ウェブサイト: http://www.chapanan.com
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

Posted by chapananat 2005年06月14日 08:09| コメント (2) | トラックバック (2) | Clip!!

この記事に対するコメント

カーンを検索していて、たまたま本ページを拝見しました。

バングラデシュのお話は面白そうですね。ブラウズしただけ
なので、時間のあるときにじっくり読ませてもらいたく思います。

Posted by: hiroshimonoat 2005年06月18日 14:18

hiroshimonoさん、いらっしゃい!

「日々察感」拝見しました。知的財産権のお仕事ですか。ダッカはその点無法地帯であります(笑)。

ボクは親友が建築士になったのがきっかけで建築に興味を持つようになりました。カーンの遺作が身近にあるのは何かのめぐり合わせかとも思います。

また、遊びに来てください!!

Posted by: ちゃぱなんat 2005年06月19日 08:00

コメントを投稿する




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)


この記事のトラックバックURL


この記事に対するトラックバック

» 【映画】My Architect

ルイス・カーンの私生児、ナサニエル・カーン による2003年制作のドキュメンタリー映画。 日本語版は発売されていないので、Amazon.com より取り寄...
Tracked by: 日々察感at 2005年06月18日 14:13

» 1つの生き方、1つの死に方 映画『マイ・アーキテクト』

 『ボウリング・フォー・コロンバイン』や『ディープ・ブルー』『皇帝ペンギン』ほどの大きな注目を集めている作品はまだありませんが、2006年に入っても、なか...
Tracked by: 海から始まる!?at 2006年02月24日 19:14


目次
アクセス解析
メールマガジン登録
ちゃぱなんのメルマガ、「週刊ちゃぱなん」創刊です!登録・解除はこちらから。
メールアドレス


くわしくは、こちらのページをご覧ください。【バックナンバー
読者の方からのコメント
過去の記事
他サイトからの反応
AMAZON検索

このサイトについて