「ちゃぱなん」の最後の片割れ、「なん」が、2日朝、亡くなりました。
ちゃぱてぃ同様、前回のダッカ赴任のときからずっと一緒に暮らしてきた家族でした。
ちゃぱてぃは、やさしいけど、頑固で神経質な子でした。
なんは、とにかく甘えん坊で、「好き好きー!」と愛情をストレートに表現して甘える子でした。
そのストレートな愛情表現が、実はボクは少し苦手でした。
なんが旅立ってしまった直後、なんとなくその理由がわかったような気がします。
ボクは心のどこかで、この子のあふれる愛情に応えることができないときのことを恐れていたのではないかと思うのです。
死ぬ前の夜、腹水がパンパンにたまって苦しむ中、なんは、一晩中ボクのそばから離れませんでした。
痛くて、こわくて、何とかして欲しかったんだとおもいます。
ボクは、じたばたして、獣医に電話をしたり、薬をさがしたり・・・、結局どうすることもできなくて、そばでなでてやることしかできませんでした。
ちゃぱなん一家も、ダッカに越してきてもう2年が過ぎ、これからどうしようか、もし引っ越すことにでもなったら、年寄りのなんは移動とか検疫とかに耐えられるのかな、とか、最近家族で話していたところでした。
そんなことがわかっちゃったんじゃないかな、と思わずにはいられません。
ちゃぱてぃも、ボクらが休暇旅行にでる2日前に突然亡くなりました。
きっと、そんな勘みたいなものがあるんだと思うのです。
離れたくなかったんだと思うんです。
・・・やりきれない思いが残ります。
でも、最後を看取ることができたこと、日本よりも長く住んだこの第二の故郷ダッカに葬ることができたことは、他の地でそうなることよりはよかったのかな、と思います。
なんは、幸せだったのかな・・・。
ボクは、なんと一緒に暮らしたことは、本当に幸せでした。
たくさんの愛情を、ありがとう。
さよなら、なん。
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