プリというのは、まあ日本的にいえば「揚げパン」であります。小麦粉を練った生地を丸く伸ばして揚げたものです。ベンガル人はこれが大好きで、ベンガルにはプリの作り方や食べ方に実に多くのバリエーションがあります。一般的にはバジ(ジャガイモやカリフラワー等をターメリックをまぶして炒めた野菜炒めのようなもの)とあわせて食べる「プリ・バジ」が朝食時に好んで食されます。それ以外にもジャガイモカレーを埋め込んだものや生地に具を練りこんだものなどがありますが、写真の通称「プリ・サンド」もそのバリエーションの一つ。プリにマッシュポテトやきゅうり、チリなどをはさみ、タマリンドソースをかけて食べるスナックであります。
以前ご紹介したプチュカ、ベンガル地域以外では「パニ・プリ」と呼ばれていますが、あれも小麦粉の生地で出来た球形のシェルにマッシュポテト等を入れてタマリンドソースをかけて食べるもので、基本的におんなじような味です。ベンガル人はこういう辛酸っぱい味とジャガイモとプリの組み合わせが好きなんですね。タマリンドソースの酸味は日本人にはちょっとなじみがなくてクセが感じられますが、ベンガルではタマリンド味の飴があるぐらいポピュラーな味なのです。これをおいしいと感じられるかどうかがベンガル料理好きへの第一関門かもしれませんね。
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