続ラーメン馬鹿日記:望郷編(2) マギー死すべし・・・

maggi.jpg


 「Maggi」・・・、よくも悪くも、南アジアでもっともポピュラーなインスタント麺であります。ボクがインドに留学していた十ウン年前までは、日本のラーメンに似たもの、といえばこれしかありませんでした。いよいよ日本を出発しインドについたとき、若きラーメン馬鹿のボクは、これで2年間はラーメンとはおさらばかあ・・・、と寂しい気分に浸っていました。そんなときボクの目の前にこのマギーが・・・!

 「なんだ、インドにもラーメンあるじゃん!」喜び勇んでマギーの袋を引きちぎり、早速調理してみました。すると・・・・・!?

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Maggiというのは、スイスに本部を置く国際企業Nestle(ネスレ)の食品部門のブランド名であり、日本では「マギー・ブイヨン」などの調味料が有名ですが、日本以外、特に南アジアでは、Maggiといえばヌードルです。

 さて、四の五の言う前に、実際に作ってみましょう。

maggi_chicken.jpg


 マギー・ヌードルには「チキン味」と「マサラ味」がありますが、まずは、「チキン味」からいってみましょう。作り方は簡単。1.5カップの水をラーメン鍋で煮沸して乾麺をいれ、麺がほぐれたら味付けパウダーを加えて出来上がりです。インド風に汁無しで作るときには、パウダーを加える前に湯切りをしましょう。


maggi_chicken_rdy.jpg


 ごらんの通り、見た目はなんとなくラーメンっぽいですね。そこで麺をズズっとすすってみると・・・、激マズ・・・・・。スープはさすがにブイヨンを作ってる会社だから、普通にチキンスープなんだけど、麺がぬめぬめしてんの。コシがなくて艶がない。これなら素麺入れて喰ったほうがましだ。

 ・・・でもね、「チキン」はまだマシなのです。問題は「マサラ味」・・・。

maggi_masala.jpg


 これがね、とにかくマズいの。もうとんでもない。

 冒頭でご紹介した、ボクが最初に食べたマギーは、この「マサラ味」・・・。その衝撃たるや・・・。

 ふつうね、マサラ味のラーメンっつったら、カレーラーメンみたいなの想像するじゃない?これは、もうそんなんじゃないの。


maggi_masala_rdy.jpg

 写真のように、インド風に汁無しで作ってみたのですが、・・・何ていったらいいかな?ケチャップにチリパウダーをぶっ掛けて、ぬるぬるの麺にまぶした感じ。もう荒唐無稽な味。

 最初は、きっとボクの作り方が悪いんだ、と思っていたのですが、そうじゃなかった。誰に作ってもらってもまずい。インドに来て初めてこれを食べたとき、「ああ。ボクはあと2年間コイツで我慢しなきゃいけないんだ・・・」と思い、涙がぽろぽろあふれました。

 ・・・あれから十ウン年、タイやマレーシア、中国、そして日系企業のNISSINなどのおいしい麺が入るようになっても、マギーは今も健在であり、インドの売れっ子女優Preity ZintaをCMに起用したり、巧みな抱き合わせ商法を駆使したりして、勢力を維持しようとしています。

 きっと少しはうまくなったんだろうな、と淡い期待を抱いて今回の試食を迎えたわけですが・・・、一口目の衝撃と二口目以降のがっくり感は昔と同じ。

 ・・・きっと、ボクはもうマギーを口にすることはないでしょう。サヨナラ、マギー。

Posted by chapananat 2004年11月07日 06:44| コメント (0) | トラックバック (0) | Clip!!

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