以前「釈迦頭」すなわちアタフォルの紹介をしたときに、「バニラアイスのような味がする」といったら、「ベル」もアイスみたいな味がするというコメントを頂戴しました。
ベルはバングラデシュでは美味な果物として知られているのですが、ボクは10年ほど前に友人宅で出されたときにあまり口に合わなかったような記憶があり、それ以来食べていなかったのですが、いろんな人が「おいしい」というので、買って食べてみました。
果皮は木の置物のように硬く、包丁では切れないのですが、衝撃には意外にもろいようで、流し台の角でコツコツやってるとすぐに亀裂が入ります。
そうして殻を割った状態がこれ。なんか夏みかんかザボンのように黄色い筋がたくさん果実に貼り付いています。こうしてみると、なんか柑橘系って感じ。
ところが、果実を半分に切ってみると、みかんのように小袋にわかれているわけでなくて、マンゴーのように橙色のまったりした実がでてきて、いくつかねっとり蜜にからまったようなタネの入った穴が開いています。
食べてみると、なるほど、アタフォルとちょっと似たコクのある甘い味。ただ、ちょっと筋が多くてもさもさっとした食感。それと口の奥に残る微妙な後味。冷やすとそれほど気にならないのですが、そのままかじりついて食べるのはちょっと抵抗があるかな。
周囲のベンガル人に聞いてみるとやはり果実をそのまま食べるよりも、ミキサーで「ショルボット」という冷たい飲料にして飲む人が多いようで、早速やってみました。
うん、酸味がなくてクリーミーなグレープフルーツシェイクって感じ。冷やすとおいしいです。ただ、よく熟したやつを使ったほうがよさそうですね。皆さんもお試しください。



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