オールドダッカ見物、というと、狭くてゴミゴミした路地を人ごみを掻き分けながら進む、暑苦しいものを想像しますね。それも一興。でも、たまにはちょっと視点を変えて見ましょう。
今回は、観光船を借り切って、ダッカの動脈ブリゴンガ川からオールドダッカを俯瞰してみました。船は、おなじみベンガルツアーズの観光船M.V.Dinghi号。いつもは南部のシュンドルボン周遊用に使われているこの船がたまたまダッカに帰ってきていたのです。
川に出てみると、狭い首都ダッカ市におさまりきれないいろんなものが川にあふれ出してくるような印象を受けます。人とかごみとか、ジャックフルーツとか、廃船とか・・・。大きな川面に敷き詰められた生活廃棄物・・・。歴史の中で水と共生してきたベンガル人ですが、生活水準の向上や人口の急増により、飲料水も洗濯も廃棄物処理もみんな川や池に依存してきた生活スタイルが完全に破綻していることがわかります。
ベンガルツアーズによれば、近年ヘドロの沈殿により、港付近の水深が数メートルまで浅くなっているとのこと。浚渫も必要なようです。
でも、なによりも市のゴミ処理と下水処理の改善が重要ですね。なにせ、ダッカ市ででるゴミのうち、まっとうな方法で処理されているのは50%弱で、残りの半分は不法投棄だそうですから、処理されず放置されるゴミは増える一方です。
古きよきダッカもいいけど、やはり町は綺麗にしないとね。
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